XCTRLSTYLE命令でJoy-Conの持ち方や接続本数を好きなように変更できますが、変なところで使用すると、PLAYMENUから起動するたびに接続画面が出て使い勝手が悪くなったり、直前に実行したプログラムの設定に引きずられて自分の使いたい持ち方で使えなくなったりしてしまいます。そこで、公式推奨の使い方をご紹介したいと思います。
XCTRLSTYLE 0
を使用して下さい。その上でコントローラーID 0番を使用する事をお勧めします。コントローラーID 0番は、「今設定されているXCTRLSTYLE設定やJoy-Conの接続本数に関係なく、Joy-Con2本持ち、携帯モード、もしくはProコンをそれっぽく使えるID」という事になっています。XCTRLSTYLE 1,0,1,0
を呼んだ後に コントローラーID 1番を使用します。この設定で、Joy-Con2本持ち、携帯モード、もしくはProコンを使ってジャイロを使用する事ができます。XCTRLSTYLE 1,1,0または1,1
を呼んだ後にコントローラーID 1番を使用します。IRカメラを使用する場合は必ず2本持ちを選択する必要がある事に注意して下さい。ジャイロも併用可能なので、第3引数はお好きに設定して下さい。XCTRLSTYLE 最大接続数, 1から3の好きな値, 0または1,0
となります。第2引数でどういう持ち方にするかが決まり、第3引数でジャイロを使うかどうかが決まります。コントローラーIDは1番,2番…と最大プレイヤー数まで使用する事になります。
通常はプログラム実行中はマウスカーソルが出ない設定になっています。プログラムでマウスカーソルを出したい場合は、SYSPARAM “MOUSECURSOR”, 1
を呼び出してください。なお次回プログラム実行開始時にこの設定はリセットされます。
プチコン4はNintendo Switch Onlineに加入していなくてもサーバー機能(ファイルのダウンロード・アップロード・公開)を使用できます。
ではNintendo Switch Onlineに加入するメリットが全くないかと言うと、実はあります。
Nintendo Switch Online加入者向けに提供されているセーブデータお預かり機能を使用すると、作成したプログラムのバックアップを簡単に行う事ができます。
※セーブデータお預かり機能の詳細については、任天堂ホームページのNintedo Switch Online説明ページをご覧下さい。