SmileBASIC 4.4.8
リファレンスマニュアル
更新日 2023/12/07
目次
- 命令概要(基本命令)
- 命令概要(表示命令)
- 命令概要(入力、サウンド、その他)
- ダイレクトモード専用命令
- 変数や配列の定義、操作に関する命令
- 制御命令
- 数学関連
- 文字列操作
- その他
- 各種入力
- 各種入力(Toy-Con)
- ファイル
- スクリーン制御
- テキストスクリーン入出力
- グラフィック
- スプライト
- レイヤー
- サウンド
- 高度な演算
- ソースコード操作
- サブプログラム
更新日 2023/12/07
設定を行うレイヤーのID:0~7
0 | 合成しない(上書き) |
1 | 単純合成 |
2 | 加算合成 |
3 | 乗算合成 |
4 | スクリーン合成 |
・省略時は0(合成しない)を指定した事になる。
合成時にレイヤーに乗算する色コード
・色コードの説明はGCOLORを参照。
・省略時は&HFFFFFFFF(白=色を変えない)を指定した事になる。
フィルターを設定するレイヤーのID:0~7
0 | フィルターなし |
1 | モザイク |
2 | ぼかし |
3 | 水平ラスター変形 |
4 | 垂直ラスター変形 |
5 | 色変換 |
・省略時は0。
フィルター種類毎に異なるパラメーターを設定する。
1(モザイク) | 整数(モザイクの大きさ) |
2(ぼかし) | 整数(ぼかし量) |
3,4(ラスター変形) | 実数配列(変形情報),整数(リピート) |
5(色変換) | 実数(色相),実数(彩度),実数(明度) |
・モザイクの大きさは大きいほど画像が粗くなる。
・ぼかし量は大きいほど画像がぼける。
・変形情報配列は2次元の実数配列で、2次元目の要素数が2または4である必要がある。
・変形情報配列の要素数が2の場合、オフセット,スケール値が連続する。
・変形情報配列の要素数が4の場合、Xオフセット,Xスケール,Yオフセット,Yスケールが連続する。
・変形情報配列のオフセットは画面幅または高さを1.0として指定する。
・ラスター変形のリピートは変形結果が画像外に出た時に反対側を参照するかどうかを指定する。
・色変換の引数は描画色の各色要素に加算する値を指定する。HSV関数を参照。
・フィルター種類が0(なし)の場合はフィルターパラメータを指定できない。
LFILTER 1,1,4 LFILTER 1,2,8 LFILTER 1,5,180,-100,0 LFILTER 1,0
フィルター種類を取得するレイヤーのID:0~7
設定されているフィルター種類
FTYPE=LFILTER(1)
・レイヤーに所属する表示要素(テキストスクリーンとスプライト)がクリッピング領域外に表示されなくなる。
クリッピング設定を行うレイヤーのID:0~7
クリッピング矩形を指定する左上座標と右下座標
・省略時はクリッピング設定を解除し、画面全体に表示されるようになる。
・クリッピング設定時に指定された座標を内部で整形しているため、設定座標と異なる座標が返ってくる事がある。
クリッピング設定を取得するレイヤーのID:0~7
取得する左上座標と右下座標
・引数から2D変換行列を生成し設定する。
変換行列を設定するレイヤーのID:0~7
ホーム座標(座標基準点)
・ホーム座標はX,Y引数の座標基準点、回転やスケーリングの中心点として使用する。
・THOME,SPHOMEと同じような機能。
表示座標
・ホーム座標X,YとX,Yとの関係は、「ホーム座標で設定したレイヤー上の座標を、X,Yで設定した画面上の座標に持って行く」と考えれば良い。
・TOFS,SPOFSと同じような機能。
・省略時は0,0を指定した事になる。
拡大縮小の倍率を横(X)と縦(Y)に設定する
・ホーム座標X,Yを中心に拡大・縮小する。
・TSCALE,SPSCALEと同じような機能。
・省略時は1,1を指定した事になる。
回転角
・ホーム座標X,Yを中心に回転する。
・TROT,SPROTと同じような機能。
・省略時は0を指定した事になる。
変換行列を設定するレイヤーのID:0~7
変換行列の入っている実数配列
・要素数が16必要。
・全要素が単精度実数範囲内の値である必要がある。
・行列はOpenGLの変換行列に準じた形式で、射影行列まで含んでいる必要がある。
変換行列をリセットするレイヤーのID:0~7